事業計画書の書き方(1)「起業の動機」

事業計画書の記載事項のうち、起業の動機の書き方についてポイントをお伝えします。

このページの目次

  1. 起業の動機の書き方

1. 起業の動機の書き方

起業の動機は、融資に直接大きな影響を与えるものではないかもしれません。

しかし、公庫や銀行の担当者さんに、あなたという人間に興味を持ってもらうためにはとても重要な事項です。

私は行政書士として起業を支援する仕事をしていますが、初めて会う方には、ついつい「何で会社をつくろうと思ったのですか?」「起業のきっかけは何だったのですか?」と興味本位で聞いてしまいます。この方がこれから何をしようとしているのか、とても興味を持ちます。そして、話をお聞きしてワクワクすることも結構あります。

もちろん、融資において数値での判断が最重要、というのは言うまでもありません。しかし、融資といえど人と人との間の取引ですから「相手がどんな人なのか」「何を考えているのか」というのは、数値うんぬんの前に、すべての土台になる部分です。機械を相手にしているわけではないですからね。

ですので、あなたという人間に興味を持ってもらう、という観点でのアピールが必要となってきます。

一般的に、これまで会社勤めをしていたけど脱サラして起業することにした、という場合が多いと思います。

  • なぜ、会社を辞めようと思ったのですか?
  • 何か「違うな」と思ったのですか?
  • 何かやりたいことがあったのですか?
  • そのやりたいことを通じて、あなたは世の中にどのように役立ちますか?どのような価値を提供できますか?

このような質問を自分に対してしてみてください。

このような作業は「自分の棚卸し」と呼ばれることがあります。

これまで自分が経験してきたこと(良かったことも悪かったことも含めて)から、何を感じ、何を考え、どのように行動し、そして何を得てきたか。

これを書き出してみると良いと思います。履歴書の延長みたいなイメージですね。

自分自身を見つめなおすことは、起業後の集客や営業においてもとても重要になってきます。

世の中には、仕事の内容そのもので差別化が難しい分野も多いと思います。あなたも、そのような分野に参入するのかもれませんね。私が本業としている行政書士も、差別化が難しい仕事です。

外から見たら同じような感じの事業であれば、「誰から買うか」という判断になります。「誰」って、まさにあなたの人間性というか、あなたそのものですよね。ですので、あなたがいったいどんな人なのか、相手に知ってもらう必要があります。

事業計画書の「起業の動機」はあなたを知ってもらうための絶好の項目です。思いっきりアピールされてください。

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