事業計画書の書き方(3)「リスクの把握と事前の対策」

事業計画書の記載事項のうち、事業のリスクの把握とその対策についてご説明します。

このページの目次

  1. 自分の事業を客観視
  2. 対策についても事前に考慮

1. 自分の事業を客観視

自分が良いと思って始める事業ですから、事業の話は主観的な内容が多くなりがちです。

そこで、一歩引いて自分の事業を見ることができているかどうかをアピールすると良いと思います。

特に重要になるのが、競合の存在です。同業者の業界がどのような状況か、十分に調査してください。

  • 競合となる会社が今どのような商品・サービスを提供しているか
  • 価格はどうか
  • どのような方針で値段付けしているか
  • 安価に大量に売っているのか、価値を大きくして高く売っているのか
  • どのような売り方をしているか(実店舗・HPなどの通販)
  • 顧客対応はどうか
  • アフターサービスはどうか

以上のような点を中心に、他社を観察してください。

また、競合の存在の他に、顧客のことについても検討してください。

  • どのような人が顧客になりうるのか
  • 顧客は何を求めているのか
  • 顧客の要求(欲)は、今後どのように変わっていきそうか

以上の点を検討していくと、自分の事業にどのような問題点があるか、また、どのような問題点が将来生じうるか見えてくると思います。

リスクをあぶり出し、あらかじめ把握できているかどうかというのは、とても重要なことですね。

2. 対策についても事前に考慮

リスクをあぶり出すことができたら、今度はそのリスクに対してどのように対策していくかを考えていきます。

「リスクに対する対応方法は事前に考えてあり、必要に応じてどんどん変わっていく」という柔軟性もアピールすると良いと思います。

「かたくなに一筋」というとかっこ良く見えるかもしれませんが、実際はそんなに甘くないです。私も考えが甘すぎて、たくさんの失敗をしてきましたので・・・。本当に一筋で行くのなら、他社を圧倒する「何か」がないと難しいように思います。ただそれでも、顧客の要求にマッチしていなければ、結局は立ち行かなくなってしまうかもしれません。

自分を取り巻く環境、特に競合他社と顧客の状況は刻一刻と変わっていきます。それにスムーズに対応していかないと、あっという間に置いていかれます。置いていかれるということは、ゲームセットです。

「顧客の欲」など変わっていく状況にしっかりに対応し、自分自身も変わり続けていく必要があります。

変わらずに存在し続けるためには、変わり続けなければいけないのです。

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